今ある歯をできるだけ長く使ってほしい
一般的に「歯が痛い」「歯がぐらつく」などの症状が出始めてから、歯医者を受診される方が多いと思います。しかし、その状態になってからご来院された場合、往々にして歯を大きく削ったり、歯の状態によっては抜歯しなければならないなど、大変な結果になってしまいます。
歯は“失ってから気付く大切なもの”。当医院では、そうなる前に歯の大切さに気付いてほしいとの想いから、予防、早期発見、早期処置に力を入れています。歯科検診で小さな虫歯を見つけることができれば、ほとんど痛みを感じることなく処置することが可能です。
また、自分では気付かない歯周病の進行をストップさせることも可能です。とくに小さなお子さんがいるご家庭には、歯が生え始める時期からの定期的な検診・歯磨きをお勧めし、日頃からの「虫歯予防」を習慣化できるよう努めています。
学校やクラブ活動、塾、アルバイトなどで毎日が忙しい、高校生や大学生の方や働き盛りの社会人の方々の多くは多忙で、歯が痛み出しても、時間を取って受診するのは難しいかもしれません。けれども、歯は放っておいて治ることは決してありません。歯は一生使い続ける大切なもの。失ってからでは元に戻すことはできないのです。今よりも悪くなる前に、できるだけ早く時間をつくっていただき、検診を受けることをお勧めします。